応急救護講習のススメ(本日4連投)

 

日曜日の阪下での出来事。

模擬レースで怪我人が出た、ということで阪下の従業員の人と現場に向かう。

現場にいたのは、なんと仲間。右肩を抑えているが本人は特に苦痛に顔をゆがめているわけではない。鎖骨骨折か、脱臼か。

 結局は腕から先が動かせるのと、本人が鎖骨がゴリゴリ言うてる、との症状を訴えたのでおそらく鎖骨骨折だろう、ということで病院に連れて行くと案の定鎖骨骨折。今のところ、入院、手術などはすることなくテーピング+三角巾という形での処置ですみました。

 

 ここまで読んだ方の中には「何や、鎖骨かいな」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。怪我に慣れてしまった方で「たぶん鎖骨をやっとるわ。明日にでも病院行くわ。」なんていう方も ご く た ま に いらっしゃいます。しかしあなどる無かれ、鎖骨の後ろには動脈や神経、さらに肺があるのです。コレが傷ついてしまうと大変なことになります。ちゃんとすぐに病院へ行きましょう。

 

 レース場でのことですから何があるかわかりません。というか、レースをしない人たちと比べれば格段に怪我をする確率は高いわけです。それとともに、怪我人が出た、という場面に出くわすことも多いはず。機会があれば各自治体の消防署が行っている応急救護などの講習を受けてみてはどうでしょう?私も、そして今回怪我をした当人も受講経験があったので冷静に対処することができました。特に今回怪我をした彼は、まさか自分自身が実践になるとは、と話しておりました。受けておくだけでも心構えが変わります。マジ、オススメ。