テーマ「貧困」 Blog Action Day 2008

昨日、予告しましたが、今日は“Blog Action Day”ということなので今年のテーマ、「貧困」について書いてみようと。まじめに書いてみます。よろしければお付き合い下さい。

食べるのに困る、という意味合いで受け止めていたこの2文字、ホントの意味を知りたい、とまず、「貧困」というコトバでググッてみた。

上位に出てきたサイトに国連開発計画(UNDP)のサイトがあったので見てみた。

 

びっくりした。というか、オイラが無知すぎたのかもしれません。

3秒にひとりのこどもが命を落とし、世界では12億の人々が貧困による被害を受けている。しかも、毎年2500万人ずつ増えているらしい。
さらに全人口の半分以上の人々が1日2ドル未満での生活を行っていて、さらには8億5000万人がその日の食べ物さえままならない状態であるそうです。

「世界が100人の~」になぞらえた例を見てもっと衝撃を受けました。
下記に一部抜粋。

文字の読み書きができない人  15人
インターネット環境のある人    5人
安全な飲み水を飲めない人   22人
40歳まで生きられない人    13人
ホームレス          17人
電気が利用できない人     33人
テレビを持ってる人      24人

食べ残し、好き嫌い、いらなくなったもの、飽きちゃったもの。けっこう簡単にポイッと捨ててしまうことって、よくあると思います。
そして、読み・書き・計算、そしてテレビにインターネット。趣味でバイクに乗りまわす。あたりまえのようにやっていることがあたりまえじゃないひとたちがそれだけいるんだ、ってコトなんですよね。

 

こどもの頃、食べ残すと「アフリカにはご飯も満足に食べられないこどもたちが・・・・」なんて親や先生に言われたことありませんか?その通り、アフリカでも貧困は重要な問題です。
「MOTTAINAI」という日本語を世界共通語として広めたケニアの元環境副大臣でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが「グリーンベルト運動」という植林活動を1977年に立ち上げました。
 この植林活動と貧困と関係があるの?と思われた方もいると思います。
現在、1秒間にサッカーのピッチ1面分という早さで緑が失われているといわれているそうです。農地を広げて薪を得るために木を切るのですが、伐採後の土地は荒れてしまい植物が育たないそうです。で、水も新たな薪も手に入らずに人々の暮らしがより貧しくなる、という悪循環が広がっているらしいです。それなら再び木を植えよう、ってコトではじめたのがグリーンベルト運動なんだそうな。

環境問題も貧困問題と密接に結びついてくるんですね。

オイラたちに何かできることはないのか?いや、なにかあるはず。
ボランティア活動に参加することだけではないとおもいます。
それができなくても、

コンビニのレジにある募金箱とか
↓をクリックするとか
クリックで救える命がある。

意外と身近なところにもできることはあるのです。

ちょっとかんがえてみてもいいんではないのかな、と思いました。

参考文献:国連開発計画(UNDP)「MOTTAINAI」キャンペーン オフィシャルサイト