男がしゃべりでどこが悪いねん

今朝、ある方からの質問

 「パンゲアって何？」

 

 ＪＮＣＣの２００９開幕戦が「パンゲア淡路」という名前であることからおいらのもとにやってきた質問。

せっかくですから簡単にですがみなさんにも聞いていただきましょう。

 太古の昔、この地球の大陸はひとつだったそうな。その大陸の名をギリシャ語の“すべての陸地”という意味のことばをとって「パンゲア大陸」と呼んでいるんですね。
2億3000万年前のパンゲア大陸（Ｗｉｋｉｐｅｄｉａより）

 

 このパンゲア大陸が分裂をはじめ、長い年月をかけて移動して現在に至るわけです。

↓こんな感じに。

大陸移動（Ｗｉｋｉｐｅｄｉａより）

 

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レースの名前にパンゲアがついた経緯はわかりませんが、以上が簡単な説明です。画像はないものの、これを質問主に説明すると、こんな返事が返ってきました。

「淡路島はその昔近畿の真ん中をもぎ取って大阪湾に浮かべ、その跡が琵琶湖になったからパンゲアなんやね♪」

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

え？・・・・・・

 

 

 

 

 

 

淡路島はパンゲアじゃないし

もぎ取ってないし

跡地は琵琶湖じゃないねん。

だいいち誰がもぎ取るねん（笑）

大阪をどうやってまたぐねん(笑)

 

 

せっかくなので・・・・淡路島と琵琶湖についてオイラが知ってることをちょっとだけ。

淡路島は日本書紀によると、イザナギノミコト、イザナミノミコトが日本を作る際に一番初めに作った、とされています。要は日本という国のルーツは淡路島、という神話です。実際は地殻変動と海面のどーのこーのでできたっぽい。以上。（詳しい資料を見つけられませんでした。）

琵琶湖は、今の三重県のあたりにあった湖が北へ移動し、いくつかの湖と合体して今の琵琶湖となったらしい。

余談ですが、日本は北海道から九州までが全部陸続きで、九州が朝鮮半島と、北海道が中国大陸とつながって日本海を囲っていたそうな。だから日本海は昔は淡水の湖やったと考えられています。実際淡水魚の化石も出たそうですしね。

 

 

 

 

 

ちょっと脱線しましたが、パンゲアについてはこのあたりにしておきましょう。
これ以上突っ込んでもオイラがわからない。

イベントの名前に“パンゲア”とついているのは特に淡路島とは関係ないと思われます。気になる人は名付け親に聞いてください。